この世の楽園。
どこかで聞いたことがある言葉。
楽園とは「苦しみのない生活を送ることができる場所。パラダイス。」だとwikipediaはいう。
真っ先に思い浮かんだのは天国に一番近い島ニューカレドニア。
きれいな海。温暖な気候。満天の星空。ニッケル産業で島全体が豊かさに包まれ、平和で美しい島だった。
年老いたら「ばあさんやぁ、今日もいい天気ですね」って言いながらここで暮したいと思うほどに。
東南アジアの熱気と南国ビーチの美しさを兼ね備えたプーケットは、苦しみも煩悩も存在するパラダイスと表現するのが正しいかもしれない。
欲望を開放して楽しむことができる”禁断の果実”のような場所なのだ。
目次
1Minutes Video
HUNGRY TRAVELプーケット編を1分間にぎゅっと凝縮!
プーケットってこんなところ
まずはHUNGRY TRAVELER的プーケットの基本情報です。
- 国はタイ(Thailand)
- タイ語、英語
- ユネスコ指定”美食”都市
- 人口約39万人
- 日本から約9時間(直行便)
- 通貨はバーツTBH
- 物価は日本の約1/3
- 時差は2時間(日本の方が早い)
- 雨季5~10月、気温25〜33℃くらい
- 乾季11~4月、気温25〜35℃くらい
- 暑いからビールがおいしい
- 観光客は西洋人が多い
- UberではなくGrabという配車サービスが使える
- Glocal Meは電波良好。Google Mapはサクサク動く。
- マッサージが安い(ゴリゴリ系は特に)
- トイレットペーパーは水に流しちゃダメよ
- ナイトマーケットが楽しい
- 美しいビーチが沢山ある
- 水分補給は至る所で買えるフルーツにて
- まさに楽園「ピピ島」へ行ける
- 夜はスリに注意
- バングラ通りの夜はエロ注意
プーケットはユネスコ指定「美食都市」
美食都市♪美食都市♪到着早々るんるん気分♪
というのも、2015年にユネスコが美食都市と認めたのがプーケット。
ローカルな格安タイ料理からステーキハウスやイタリアン、日本食など様々な飲食店があります。もちろんミシュラン星獲得レストランも。
地元の人も来るようなローカルなお店ではなく、観光客向けのレストランは一定以上のクオリティでした。
海沿いなのでシーフード系は抜群。意外だったのは牛肉もおいしかったこと。タイなので野菜は多めな印象があります。
ついつい僕はパッタイを食べ過ぎてしまうのですが、炭水化物の量に気をつければ健康的な食事が摂れますよ。
帰国後に詳しく調べてみると、プーケットの「ババ料理」という19世紀からの歴史ある伝統料理があるからこそユネスコに”美食”と認められたらしく…
がーん…一生の不覚!ババを食べてこなかった!
まぁまぁマイペンライです。(※マイペンライ=問題ない。タイ語。)
またプーケットへ行く理由ができました。ご当地料理を食べたいハラペコさんはお忘れなく!
ちなみに、プーケットではカブトガニが食べれます。そう、生きた化石と呼ばれるあのカブトガニです。
驚くことにスーパーで普通に売ってました。
たったの169バーツ(575円くらい)。日本のスタバでキャラメルフラペチーノ(Ventiサイズ)を頼むのと同じくらいの金額。たったそれだけで日本では食べれない激レア食材が手に入ります。むふふ。
カブトガニで思い出すのは「学研のおばちゃんまだかなぁ〜」でお馴染みの学研の通信講座の付録。本当に届くのが楽しみで楽しみで。
最も興奮して今でも覚えているのは付録「カブトガニ育成キット」です。生きた化石の卵を孵化させることができるなんて…わくわくテカテカしながら取り組みました(但し孵化したあとの記憶がない)。
そのカブトガニを食べれるなんて・・・!
食べに行く直前にググったところ、気になる一文を見つけました。
「カブトガニの卵にはテトロドトキシンが含まれていて、食べた人が毎年若干名死ぬ。」
そんなん知ったら食べれないだろうがぁぁぁぁぁ!
だってフグと同じ毒ですよ。若干名って何人だ!
ということで、いつか食べたいけど今は怖いのでやめておきます。
時差はわずか2時間
日本とプーケット島との時差はたった2時間。日本の方が2時間進んでいます。
時差がほとんどないっていいですよね!
というのも、2017年真冬のニューヨークに行った時に、世界的に有名なジャズバー「ブルーノート」に、これまたわくわくテカテカしながら行ったものの、時差ボケで気絶するというハプニング。
翌日のSTOMP(めちゃイケで有名になった)も爆睡。どちらもほとんど記憶がありません。
何しにNYへ行ったんだと…orz
ブルーノートからの帰り道が震えるほど寒かったのは覚えてます。
時差の少なさと物価の安さが東南アジアの魅力。時差が少ないからこそ終始全力で食べ歩いて、全力で遊んで、ハラペコになってまた食べる好循環。
日本とのスカイプ(zoom)の時間調整もしやすく、電波も途切れず、プーケットに住んでも仕事に支障がなさそうでした。
成田空港から約9時間
東南アジアだから近そうなイメージがありますが、実はハワイよりも行くのに時間がかかるのです。旅程としては最低5日はほしい所。余裕を持ったスケジューリングで行くのがおすすめです。
タイの首都バンコクから見るとこの位置。飛行機で1時間ちょっとです。
バンコクでトランジットする方が直行便より安く行けますし、長時間フライトでお尻や腰が痛くなっちゃう方はトランジットで小休止してもいいかもしれませんね。
ハワイより物価が安いので、現地でバブリーにはっちゃけたい人は東南アジア系の海辺リゾートはおすすめです。
物価は日本の約1/3
タイの通貨はバーツ(THB)です。
2018.3.31現在1THB=3.4円。10000円を換金すると2938THB(手数料考慮せず)。
物価が安いのでビールは値段を見ずにお店にある銘柄全部をホイホイ買えちゃいますし、フルーツの王様ドリアンだって1000円くらいで買えちゃいます。
ちなみに、ドリアンを食べてからビール飲んだら胃の中で化学反応が起きて危険なので要注意。運転するならお酒を飲むな、ならぬ、ドリアン食うならお酒を飲むな。これ豆知識。
夜でも半袖Tシャツで過ごせます
プーケットは常夏の島です。
雨季5~10月、気温25〜33℃くらい。
乾季11~4月、気温25〜35℃くらい。
2月のナイトマーケットでは半袖でも暑いくらいで、堪らずビールをぐびぐび。
左にいるお姉さんがセクシーなファッションをしていますが、これくらいでも寒さを感じない気温です。冷房がキツイ場所もあるので羽織があるといいですね。
あと折りたたみ傘も持っとくと便利です。滞在中、スコールが1度だけありました。
UberはなくGrabを使う
トゥクトゥクやタクシーが主流です。電車は見かけませんでした。
東南アジアでのタクシーはボッタクリが心配。なのでUberを使おうと計画。Uberが使えるかどうかはネットで事前に調べておくといいですね。
事前情報だとUberが使えるということだったのですが、現地に行ってみるとUberはなんと使えず!
代替案として東南アジアのUberこと「Grab」をインストールして使ってみました。使い心地はUberと同じです。別途レポします。
トイレ事情
トイレットペーパーは流しちゃダメ!
トイレの脇にあるボックスに入れます。
日本式ウォッシュレットありませんが、手動ウォッシュレットみたいなのがついていてお尻洗浄ができます。慣れないと猛烈な勢いで肛門へ水が突撃してくるのでやさし〜くやりましょう。
気になる衛生面ですが、たまたまかもしれませんが、使用したトイレはどれも汚いという印象はありませんでした。西洋系の観光客が多いので、その点が配慮されているかもしれませんね。
ショッピングモールで何でも揃う
洋服も家電もドラッグストアもスーパーもあります。ショッピングモールで洋服を買う場合、日本でお買い物するのと金額は同じくらいのイメージです。僕は3000円くらいのTシャツを購入しました。
ショッピングモールの地下に潜ると巨大な地下街があります。地下街ではお土産が沢山売っているのでおすすめです。あとは女性が大好きなマッサージもありますよ。気持ちよかったです。
マーケットはかわいい小物が沢山
マーケットではおみやげに買っていきたくなるような小物が沢山あります。どれも安いですし値切りに応じてくれます。
タイと言えばゾウ。やはりゾウをモチーフにしたものが多く、僕が購入したブレスレットは日本円で100円くらいでした。もっと小物のかわいい写真を撮ってくればよかったと反省。
まさに楽園「ピピ島」へ
まさに映画の世界。漂流して流れ着いた島がここだったら…気分は映画の中の主人公。
それもそのはず、ピピ島はディカプリオ主演映画「The Beach」の舞台として一躍有名になった島。こんな島に自分が足を踏み入れる日が来るなんて。
ブルーシートとサンドイッチを持ってくればよかった!
あいにくの曇り空で良い写真は撮れませんでしたがこの1枚で雰囲気は伝わってくれるといいな。ビデオを見てもらうとわかりやすいので別ページでビデオでご紹介しますね。
ちなみに行くのが結構大変です。
酒・エロ。夜遊びのメッカ・バングラ通り
人気のパトンビーチへと続く大通り。昼間は人通りが少なく安い洋服屋さんがチラホラあるような感じ。しかし夜になると人と一変します。
エロです、エロ。
沢山いてバーカウンターの上でヒールを履いたセクシーな女性が踊っています。踏み込む勇気がなくて社会科見学で終了…。
まとめ
日本からちょっと遠いけど食から性まで全てを受けて入れてくれるパラダイス。そしてきれいな海と空。それがプーケット。
食べ歩くにも楽しい街です。果物の酵素で消化促進できると思ってパパイヤ食べても消化が追いつかず、胃薬を飲んでました。それくらい食べまくれます。伝統のブブ料理は食べてませんがグルメ都市という名にふさわしい場所でした。